戦術分析の記事一覧
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【戦術コラム・島崎英純】序列の形成。渡邊凌磨復帰後の未来。鍵を握る戦術骨子を整理
新時代ボランチの復帰がカギ 浦和レッズの2025シーズンは、ここまでJリーグ6試合を消化して1勝3分2敗の勝ち点6で順位は17位と、全く満足できない成績に留まっている。ただし、第3節・湘南ベルマーレ戦、第4節・柏レイソル […]
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【戦術コラム・島崎英純】明確化された序列。改めて、現状のベスト布陣を列挙する
固定化が進む ペア=マティアス・ヘグモ監督は1月中旬から実施した沖縄キャンプの初日からチーム内の序列を明確に定めた。今季の浦和の在籍選手は総勢32人。これにユースや大学生の練習生が加わった中で3チームに組分けされた編成は […]
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浦和レッズ・2023沖縄キャンプ5日目・vs沖縄SV戦トレーニングマッチレポート/『チームコンセプト徹底』
※本原稿は浦和レッズ広報部の承諾を得た上で執筆しております。これに際し、クラブ側からトレーニングマッチのメンバー構成の記述を控えるよう要請を受けているため、スターティングメンバーや交代選手などの詳細を記述できない点をご承 […]
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【コラム】浦和レッズの劇的な進化。攻守のプレー傾向の変化を再確認【島崎英純】
主軸の固定化 浦和レッズはAFCチャンピオンズリーグ(以下、ACL)のノックアウトステージを見事に勝ち抜いて来年2月に開催される決勝への進出を決めた。ラウンド16と準々決勝で相まみえたジョホール・ダルル・タクジム(マレー […]
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【コラム】中断明け以降リーグ戦6戦無敗。浦和の変化、進化の要因【島崎英純】
改善されたビルドアップスキーム 6月の国際Aマッチウィークによるシーズン中断期間が明けて以降の浦和レッズは天皇杯こそ3回戦でJ2のザスパクサツ群馬に敗れて敗退したものの、リーグ戦では6戦して4勝2分の無敗をキープしている […]
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2022沖縄キャンプ/総括2−『新たな力をもたらす選手たち』【島崎英純の眼】
動きの目立った選手は… 今季の浦和レッズは多数の選手が入れ替わり、ほぼ新チームの様相を呈している。一昨季から在籍している選手はGK西川周作、DF岩波拓也、MF柴戸海、MF関根貴大の4人で、昨季から在籍している選手もGK […]
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2022沖縄キャンプ/総括1−『戦術特化の狙い』【島崎英純の眼】
戦術トレーニングに邁進 浦和レッズは沖縄県金武町でのトレーニングキャンプを2月5日に打ち上げて埼玉へ戻った。その後、チームは2日間のオフを過ごし、本日2月8日から地元の大原グラウンドで2月12日の『FUJI FILM […]
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2022沖縄キャンプ/ここまでの振り返り、チームの様子、指揮官のトレーニングメニュー解説などについて『”リカルド流”の浸透速度』【島崎英純の眼】
静かなチーム 沖縄キャンプの初日の練習を見たときは「このチーム、大丈夫だろうか?」と大きな不安を感じた。今まで幾つものチームを観察してきたが、中でももっとも静かだったのだ。トレーニングが始まる前には会話がほとんどなく、 […]
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浦和レッズの2021シーズンは終わっていない! 決戦の天皇杯に向けて現況のチームを再考察『守備戦術のメカニズム編』
リーグ戦は1試合1失点のペース 2021シーズンの浦和レッズはリーグ戦での失点数が38試合38失点で1試合1失点のペースだった。これはリーグ8位の数字で、それほど突出して良いとは言えない。ちなみにリーグナンバーワンの堅 […]
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【短期集中企画】“最強チーム”を打ち破れ! 川崎フロンターレのチームスタイル、プレー傾向を徹底分析−守備編『即時奪回の鍵は誘導』
守備も“最強” “最強チーム”、川崎フロンターレを打ち破るための方策を練る企画。今回は川崎の守備について考察。 川崎のリーグ戦失点数は33試合で21失点。1試合平均は0.6点で、これはリーグトップの数字である。川崎は […]
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【短期集中企画】“最強チーム”を打ち破れ! 川崎フロンターレのチームスタイル、プレー傾向を徹底分析−攻撃編『近接、ハイテンポ、ペナ角』
データから読み取れる凄み “最強チーム”、川崎フロンターレを打ち破るための方策を練る企画。今回は川崎の攻撃について考察してみたい。 鬼木達監督が指揮を執って以降の川崎はまさに栄華を極めている。2017シーズンから現在 […]
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【短期集中企画】“最強チーム”を打ち破れ! 川崎フロンターレのチームスタイル、プレー傾向を徹底分析−序章
トップに君臨する相手 来週の11月3日、浦和レッズはJリーグ第34節でリーグ首位を独走する川崎フロンターレと対戦する。川崎は言わずと知れたディフェンディングチャンピオンで、その試合内容もJリーグ随一。リーグでは33試合 […]
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【戦術コラム】【島崎英純】ダブルボランチの躍動を支える、ポジショナルプレーの凄み
もたらされたダイナミズム Jリーグ第33節・柏レイソル戦はチームに再び自信を取り戻させる重要な一戦となった。特にビルドアップのスムーズ化、各選手の適切なポジショナルプレーが絶妙に機能したことには手応えを感じただろう。そ […]
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【コラム】【島崎英純】大敗の神戸戦を経て、C大阪戦で用られた戦略。その意図を探る
指揮官の思惑 YBCルヴァンカップ・プライムステージ準決勝はホーム&アウェーの2戦合計でセレッソ大阪が1勝1分、合計スコア2-1で決勝へ進み、浦和レッズは無念の敗退となった。全般的な試合内容としては第1戦の前半は浦和が […]
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【コラム】【島崎英純】『0トップ』採用で生まれた、新たなる戦術メカニズムを考察
斬新なる『0トップ』 リカルド・ロドリゲス監督率いる浦和レッズの戦術メカニズムが洗練さを増している。その要因は江坂任と小泉佳穂が織りなす『0トップ』布陣採用による攻守両面の機能性向上だ。 まず、江坂&小泉の共存でファ […]
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【コラム】【島崎英純】初の共存、小泉佳穂&江坂任は第一形態。次なるフェーズは攻撃陣形確立。その理想布陣は…
ついに実現した共存 YBCルヴァンカップ・プライムステージ準々決勝第1戦。川崎フロンターレと対峙した浦和レッズはホームの浦和駒場スタジアムで後半戦ベストとも言えるプレー内容で相手に脅威を与えた。結果は関根貴大のゴールで […]
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【コラム】【島崎英純】『システムに囚われず、システムに拘る』。広島戦で示した、『ポジショナルプレー』の新概念
3バックチームへの対応策 前節、サンフレッチェ広島戦(○1-0)で浦和レッズが用いた策が興味深かった。広島は3-4-2-1を駆使する代表的なチーム。今季の浦和は“3バックチーム”に苦戦する傾向があり、その対応策が求めら […]
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【コラム】【島崎英純】熾烈さを増す後半戦のレギュラー争い。ポジションを勝ち取るのは誰だ?
頼もしい陣容が揃った 新たな戦力が加わった2021シーズン後半戦の浦和レッズの陣容を改めて整理してみる。 今夏に加入が決まったのはDFアレクサンダー・ショルツ、DF酒井宏樹、MF江坂任の3人。いずれも豊富な経験があり […]
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前半戦を終えて。『リカルド・スタイル』考察【現状の課題について】
3バックチームに苦戦する要因 2021シーズンの前半戦を終えて、今季から浦和レッズの指揮官に就任したリカルド・ロドリゲス監督のチームスタイルを改めて考察する。今回は現状の課題について。 リカルド・ロドリゲス監督体制で […]
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前半戦を終えて。『リカルド・スタイル』考察【システム・フォーメーション編】
現状の最適システムは? 2021シーズンの前半戦を終えて、今季から浦和レッズの指揮官に就任したリカルド・ロドリゲス監督のチームスタイルを改めて考察する。今回は『リカルド・スタイル』の幹を成すシステム、フォーメーションに […]