2022沖縄キャンプ/ここまでの振り返り、チームの様子、指揮官のトレーニングメニュー解説などについて『”リカルド流”の浸透速度』【島崎英純の眼】

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静かなチーム

 沖縄キャンプの初日の練習を見たときは「このチーム、大丈夫だろうか?」と大きな不安を感じた。今まで幾つものチームを観察してきたが、中でももっとも静かだったのだ。トレーニングが始まる前には会話がほとんどなく、ジョギング、ウォーミングアップとメニューが移り変わっても皆、黙々と身体を動かすだけだった。戦術メニューに移り変わってからはコーチングスタッフの掛け声やコーチングの声だけが鳴り響いていて、金武町フットボールセンターのピッチにはある種、異様な空気感が漂っていた。

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