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【レビュー】J2第10節 千葉2〇0徳島「良くも悪くも変化なし」

2017明治安田生命J2リーグ第10節
ジェフユナイテッド市原・千葉 2-0 徳島ヴォルティス
http://jefunited.co.jp/top/matches/2017/0429/result/

●良くも悪くも変化なし
14分に徳島の馬渡和彰が退場になり、23分に高橋壱晟が先制ゴール。その後も千葉は10人を相手にボールを支配して攻めますがゴールを奪えず。ロスタイムに指宿洋史が60メートルぐらいドリブルで進んだ2人を抜いてのゴールが飛び出して2-0と勝利を収めております。

まあ、良くも悪くも変わりなしといいますか、やはりなかなか得点が取れませんね。相手が10人になる以前からボールは支配していました。それは0-4で負けた前節の横浜FC戦と同じです。今回は前半に1点取れたのと、相手が75分間10人だったことで巻き返されずにすんだことで、こういう結果を得られましたが、内容を結果に結び付けるという部分ではまだまだ道半ばという感じではありました。

●徳島、ボールボーイへの乱暴行為で10人に
周辺でイベントの準備をやっていたせいか土埃(ぼこり)が舞い込んでいました。千葉の先発は前節と変わらずですが、アランダがベンチに復帰しております。

千葉は立ち上がりからハイプレスとポゼッションでリズムをつかんでいました。14分にカルリーニョスから千葉の右サイド深くパスが出て、GK佐藤優也がスライディングでクリア、徳島のスローインとなります。この時にボールボーイがボールを出すのが遅いと思った馬渡が、ボールボーイに詰め寄る感じで接近して肩をこづいた。これで一発退場。選手同士ですと、これぐらいならたぶん退場にならないと思います。ただ、相手はボールボーイですから。「乱暴な行為」という感じにはなっちゃいますね。

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