不運もあったが…戦い方を変えないと消耗するだけ【マッチレポート】J2第4節 #徳島ヴォルティス 4●1 #ジェフユナイテッド千葉
明治安田生命J2リーグ第4節
徳島ヴォルティス 4●1 ジェフユナイテッド市原・千葉
https://jefunited.co.jp/top/matches/2018/0317/result/
●スコア通りの完敗
点差通りの完敗です。溝渕雄志の退場(13分)の影響は言うまでもなく大きかったわけですが、その前からこれは無傷では終われなさそうな流れではありました。
徳島の選手が千葉のプレスを全然怖がっていませんでした。千葉のハイプレスに対する、相手の反応は2通りです。プレスを回避して中盤をすっ飛ばすか、逆にプレスを外して無効化するか。プレスさえ何とかすればラインが高いのでチャンスは作れます。徳島の対応は後者で、プレスさせて外す。だからプレスを怖がるはずもないわけで。千葉が10人にならなければ、あそこまでスコスコと外せたかどうかは分かりませんが、技術の高い選手が多くて自信は持っていたように見えました。
指宿洋史の同点ゴールまでは10人で頑張っていた千葉ですが、11人でもプレスが効かないのに10人では無理。消耗するだけで終盤はガス欠状態に。あそこは戦い方を変えないと難しい。これしか戦い方を知らないといえばそうですが、もう少し頭を使わないとね。ロドリゲスの活躍がなければ、もっと大差になっていたでしょう。
●13分の退場+PK
かなりスタメンが変わりました。右サイドバック(SB)に溝渕が初先発。ほかの3人のDFは前節と同じ。中盤も熊谷アンドリューは不動ながら、インテリオールに小島秀仁が初先発、茶島雄介とのコンビになりました。そしてFWは右に矢田旭、中央に指宿、町田也真人が左。
13分に溝渕が退場。左からのハイクロスにGKロドリゲスが触ってファーポスト前にこぼれ、呉屋大翔のシュートをゴールカバーに入っていた溝渕が手に当てて止めます。当然PK、さらに得点機会阻止ですからレッドカード。呉屋のPKはロドリゲスがストップしますが、早く動きすぎていたためかやり直しになります。このジャッジはよく分かりませんでした。そんなに早く前に出た感じはなかったのですが。ただ、判定自体はラッキーです。ロドリゲスが止めた後に呉屋が押し込んでいるので、やり直しでなければゴールでしたから。しかし、やり直しのPKはきっちり決められて0-1となります。
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