【島崎英純】2016J1リーグファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦レビュー
■秀逸だった遠藤航のロングフィード
試合序盤、浦和レッズの選手たちは身体が重そうだった。慢心ではない。快勝後の取りこぼしは何度も経験してきたし、戒めを持って直前までしっかりトレーニングに励んできた。J1リーグファーストステージ第7節・ベガルタ仙台戦、AFCチャンピオンズリーググループステージ第5節・シドニーFC戦、J1リーグ1stステージ第8節・川崎フロンターレ戦の連戦を2勝1分けで乗り切ったチームは、中4日のインターバルを経て臨んだ名古屋グランパス戦でも高い集中力でゲームに臨んだはずだ。
だが、過密日程の疲労は確実に浦和の選手たちの身体を蝕んでいる。ズラタンはシドニー戦で足首を負傷して途中交代し、今週は別メニュー調整に終始した。宇賀神友弥も川崎戦で足を攣らせて途中交代し、今週の練習で再び右足を痛め、名古屋戦は大事を取って欠場した。
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