【島崎英純】2012Jリーグ第8節・名古屋グランパス戦レビュー(2012/4/29)

想定内だった名古屋の守備

戦前の予想通り、名古屋グランパスは3-4-3、厳密に言うと浦和レッズと同じ3-4-2-1で臨んできた。これはミハイロ・ペトロヴィッチ監督も承知済みだったようで、トレーニングで名古屋のシステムを想定した練習を行ってきたという。

名古屋は最前線から激しく浦和にプレッシャーを掛けてきた。浦和は前節の大宮アルディーシャ戦でリトリートする相手守備に苦しんだが、名古屋は大宮戦での浦和の苦戦を加味しなかったのか、それとも自らの考えを貫きたかったのか分からないが、前線からのプレスを敢行した。

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