★無料記事/J1第28節・ガンバ大阪戦試合結果 監督会見・選手コメント抜粋(2011/10/2)
Jリーグ ディビジョン1 第28節2011年10月02日(日) 17:04 KICK OFF | |||||||
会場 | 万博記念競技場 | 観衆 | 20,053人 | 天候 | 曇 | 主審 | 西村雄一 |
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ガンバ大阪 | 浦和レッズ | ||||||
1 | 1 | 前半 | 0 | 0 | |||
0 | 後半 | 0 | |||||
得点 | |||||||
28分 イ グノ | |||||||
選手交代 | |||||||
71分 加地亮→佐々木勇人90分 ラフィーニャ→橋本英郎
90+3分 二川孝広→藤春廣輝 |
HT 野田紘史→山田暢久64分 小島秀仁→梅崎司
76分 デスポトビッチ→原一樹 |
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警告 | |||||||
24分 宇賀神友弥41分 野田紘史
75分 山田暢久 |
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退場 | |||||||
選手 | |||||||
1 藤ヶ谷陽介 | GK | 18 加藤順大 | |||||
21 加地亮2 中澤聡太
5 山口智 6 下平匠 |
DF | 3 宇賀神友弥4 スピラノビッチ
17 永田充 12 野田紘史 |
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17 明神智和7 遠藤保仁
10 二川孝広 23 武井択也
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MF | 27 小島秀仁8 柏木陽介
22 山田直輝
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22 イ グノ9 ラフィーニャ | FW | 10 マルシオ リシャルデス24 原口元気
31 デスポトビッチ
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29 木村敦志4 高木和道
15 藤春廣輝 8 佐々木勇人 27 橋本英郎 18 川西翔太 33 アフォンソ |
SUB | 1 山岸範宏26 濱田水輝
6 山田暢久 13 鈴木啓太 7 梅崎司 15 エスクデロ セルヒオ 21 原一樹
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10 | シュート | 9 | |||||
10 | GK | 8 | |||||
4 | CK | 0 | |||||
17 | 直接FK | 15 | |||||
0 | 間接FK | 4 | |||||
0 | PK | 0 |
試合後監督コメント
浦和レッズ ゼリコ・ペトロヴィッチ監督
○試合について
前半を振り返って、そこまで相手に多くのチャンスを与えなかったと思います。ラフィーニャの左足のシュート、そしてもちろん失点の場面と、そこまで多くのチャンスはなかったと思います。自分たちは、速攻をカウンターで真ん中を抜けて原口やランコのシュートがありました。一番大きなチャンスは、山田直輝からのスルーパスにランコが抜けたところです。そこでトラップミスが入ってしまい、100%のチャンスを生かし切れなかったことを残念に思います。そこで失点の場面で、簡単に縦パス一本でキーパーと1対1になるような状況になったことが残念です。
後半になって、自分たちはもちろん勝ち点を取りに行かなければなりませんでした。そこで、野田が前半に警告をもらい、宇賀神も警告をもらっていました。宇賀神は次の試合出場停止となり、その中でサイドバックの人員が怪我で抜けていて、万が一野田が二枚目のイエローをもらって退場になるようなことがあれば、さらにサイドバックの人員が居なくなるということで、リスクを負わず野田は前半で交代させました。
その後は選手たちが強い気持ち、メンタリティを見せて戦いました。自分たちも前掛かりになりましたから相手にも2、3度の大きなチャンス、100%のようなチャンスを与えてしまいましたが、自分たちは追いつかなければならないという戦いをし、追いつけなかったということです。非常に残念ですが、ガンバ相手に強い精神力で戦い抜いたということが、必ず自分たちが生き残るという気持ちの持てる試合でした。
前半を通して残念だったところは、やはりストライカーのところです。能力を発揮できず、ボールが収まらずに攻撃の起点になれなかった。そこが残念でした。ただし、ガンバはJリーグでトップを走っている素晴らしいチームです。この先、ガンバに栄光がもたらされることをお祈りします。
ガンバ大阪 西野朗監督
○試合について
まず前節の試合もありましたし、今日の記念試合ということもあり、何としてもポイント3のゲームを成立させなければならないというところで、今週選手たちが良い準備をしていたので、間違いなく良いゲームがやれるとは思っていました。全体的にコンパクトな中で、特に守備は全体の意識が高く、良かったと思います。ただ、ポゼッションしているだけの戦いでは相手を崩すのは難しいし、ロングフィードやサイドチェンジを使って、中盤のポゼッションを高めるためにも、エリアや時間を自分たちで作っていく、そういう戦いをしなければならない。有効にロングフィードを使いながら、イグノとラフィに対する早いボールの付けというものが、前半少しずつ中盤で、エリアを確保出来るような状況になったと思います。基本的なことですけど、攻守の切り替え、全体が連動してやれていたと思います。
後半も同じような戦いが出来れば、相手も前半の半ばから前に出てきていたので、ビハインドを狙っていくところが出れば追加点が取れるという中で、チャンスはあったのですが、今日はラフィーニャが当たっておらず苦しみましたけど、全体的な流れは取れていたんじゃないかなという気がしました。
浦和フットボール通信より一部引用。全文はリンク先でご覧下さい。
選手コメント
▼柏木選手
(戦っている部分が見えるが噛み合わないというか)
噛み合ってないというか、誰かがプレーした時にみんなが止まっているというか連動性も無いし、何回も言っているけど前向いた時に全然動き出し無くて、やっぱりヤットさんとか見てても、ガンバで例えたらすごい駄目だとは思うんですけど、イ・グノとラフィーニャは常に裏を狙っていて。ウチらも裏を狙わないとラインは下がらないし、足下ばっか入ってもそこで取られてカウンターっていうのが多いんで、そういうところを意識づけてハーフタイムにも言ったんですけど、なかなかうまくいかないというか。
フォワードがいい、良くないじゃなくて、こっちも動き出さないと何も始まらないかなっていう。結局、元気とかウメとかドリブル仕掛けてっていうだけなんで。最後の方は相手も疲れてきた部分もあったし、原くんとかウメとか入って少し流れも変わって、いいリズムでサッカーできたかなと思うんですけど、結局それでカウンターを食らって失点しそうな場面もあったし、あれはやられてはいけない場面やと思うし、それもディフェンスがしっかりと付いていないといけないし、ちょっとしたことがホントに重なりすぎてるなっていう気がします。
ただ、そんなネガティブな事ばっかり言っててもしょうがないから、ホントにやるしかないですし、1人1人が残りたいという気持ちと、まぁ点取らな勝てないし、そこら辺を。勝負所でブロック敷きながら前から行くところ作っていかないと、ボール取れないのかなっていうか、低い位置で取ってカウンターもウチのチーム、結局遅いから意味ないんで、高い位置でハイプレッシャーかけるっていうのもちょっとずつ作ってもいいのかなとは思います。まだ終わった訳じゃないんで、下向かずに、こんだけ大阪までたくさんの人に駆けつけてもらって申し訳ない気持ちもたくさんありますし、自分がJ2落ちたこと経験している上で何も出来ない自分が腹立たしくてむかつきますけど。そんな中、キャプテンマーク巻かせてもらって試合に出させてもらっている、もっとチームを引っ張っていく事をしていかないといけないかなとは思います。
▼原口選手
前向いてやんなきゃいけないし。自分の中ではもう、これからを一つの壁だと思って、これを打破するためにもう一回りうまくなって、強くなって、その壁をなんとしても超えたい。形にならなくても点は取れると思うし、成長できるチャンスだと思うんで、はい、成長できるチャンスだと思います。
(個別の要素でやれたこと、やれなかったこと)
まぁでも、ほぼ何もしてないんで、ボールも触ってないですし、受け方も悪いし運動量も少ないですし課題ばっかりだけど。だからこれでチームを離れますけど、代表でまた必ずうまくなって帰ってきて大宮戦で必ず結果出したいなと思います。それが今できることだと思うし、チームはナビスコとか天皇杯勝って、頑張ってくれると思うし、自分は少しでもうまくなって帰ってきたいなと。一番大事なのは大宮戦なんで、しっかりそこに合わせていきたいなって思います。そこでしっかり結果を残せるように、それが一番大事かなと思います。
▼直輝選手
(1回ランコにスルーパス出した場面)
引いて守ってカウンター狙いだったんで、そういう場面で1点取れてれば、また違った展開だったのかもしれないですけど、結果的に点に繋がらなかったんで。なんにしてもああいうプレーをもっと増やしていかないと厳しいと思います。
(引いて守る一辺倒になってしまっていたが、違うリズムを作りたかったか)
チームのやり方が今は全員で引いて、守備を固めてから、奪ったところからっていう形なんで、前半はとりあえず1失点した後はこのまま凌ごうっていう気持ちでやっていたので、そこは良かったですけど、後半自分たちのリズムの時に最後のフィニッシュまでの形っていうのが一工夫足りないなっていうのを感じました。
▼宇賀神選手
(守備は『引いて守る』で意思統一できているようだが、攻撃はどう組み立てるのか)
今日もいい形で奪ってのカウンターの時に、もちろん相手も取られた後の切り替えも早かったという部分もありますし、やっぱ奪った時になかなか他の選手が出て行くというのも少なかったので、どうだろ、やっぱり前線にももうちょっと引くだけじゃなくて、守備の時も攻撃的に守備というか、そういうことも必要じゃないかなと思います。引きすぎてたかもっていうのも若干あるし、でもそれは相手がうまくてズルズル下がらさせられちゃうっていう部分もあったと思うんで、ガンバ相手にある程度苦しい時間が続くっていうのも予想できた部分でもあるし、そこを踏ん張れなかったっていうのも、やっぱ敵地でガンバを相手にやるっていうのは難しいことだと思うし、そこを踏ん張って相手が焦って出てきたところをっていうのが一番いいイメージだったと思います。
浦和フットボール通信より一部引用。全文はリンク先でご覧下さい。