【島崎英純】2024Jリーグ第12節/浦和レッズvs横浜F・マリノス・試合レビュー『緩やかに、それでも着実に進化。ターンオーバーの横浜FMにインサイドハーフの二撃が炸裂!』

©Yuichiro Okinaga

スムーズなビルドアップ

怒涛の攻撃、迅速な守備。前半から後半途中までの浦和レッズはホームチームらしい好戦的かつ能動的な闘いで横浜F・マリノスを圧倒した

浦和は中2日にも関わらず、前節からの川崎フロンターレ戦からは安居海渡から前田直輝への一人の交代のみに留めてスターティングメンバーを組んだ。川崎戦の浦和は前半こそ試合をコントロールできたが先制を許し、大久保智明のゴールで追いついたものの後半に急失速して痛い敗戦を喫していた。試合内容の停滞、そして選手たちの疲労もうかがえただけに、ターンオーバー的に陣容に手を加えるかと思われたが、ペア=マティアス・ヘグモ監督はあくまでも主力選手の力を信じて彼らを埼玉スタジアムのピッチへ送り出した。

一方の横浜F・マリノスは浦和戦から中4日でAFCチャンピオンズリーグ決勝第1戦のアル・アイン戦という大勝負が控えている。そこでハリー・キューエル監督は明確なターンオーバー策を用いて前節のジュビロ磐田戦からGKポープ・ウィリアム以外のフィールドメンバー10人全てを入れ替えてきた。過密日程に加えてアジアの舞台での闘いをもこなさねばならない横浜FMは苦渋の決断を下したと思うが、お互いの陣容を鑑みればホームの浦和が必勝を期さねばならないシチュエーションではあった。

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