【島崎英純】2011Jリーグ第28節・ガンバ大阪戦プレビュー(2011/10/1)
多くのハンディ
残留争いを強いられている浦和レッズは第28節で強敵、ガンバ大阪と対戦する。
浦和は水曜日にナビスコカップ2回戦第2戦で大宮アルディージャと戦い2-0で勝利した。大宮はリーグ戦を睨んで選手を数多く代えただけでなく、第1戦での敗戦でビハインドを負っていたことからも、浦和とのモチベーションに差異が見られた。かたや浦和も柏木陽介、小島秀仁といった主力が休養を与えられ、原口元気、永田充も途中交代を許されて一応は主力選手の負担軽減ができた。
だが浦和はG大阪に比べていくつかのハンディを背負っている。まずアウェー・万博陸上競技場での対戦であること。そして浦和がナビスコカップから中3日でのスケジュールであるのに対して、G大阪はアジア・チャンピオンズリーグ出場チームの特権でナビスコカップは準々決勝からの登場となるために前節・ヴァンフォーレ甲府戦から中7日の日程で臨む点だ。ちなみにG大阪は甲府戦後に2日間のオフが設定されてリフレッシュを図ったそうだ。一方の浦和はこの一週間にオフはなく、フル稼働でゲームを戦う。しかも浦和はG大阪戦後に中2日でナビスコカップ準々決勝・セレッソ大阪戦を戦うため、10月2日の試合後は大阪に居残り、ミニキャンプを張って体調を整えなければならない。その意味では、浦和の選手の精神的負担は通常よりも掛かっている。
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