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【レビュー】J2第37節千葉2-1大分@フクアリ「改善点がはっきり出た前半。最後はシビれる決勝ゴール!」(文:西部謙司)2014/10/20

■シビれる勝利

 いやーシビレましたなあ。森本貴幸の決勝ゴールが90分、ところがそこからロスタイムが7分間! 後半に高木駿が左目の上を切って治療していた時間があるので、そこそこ長いとは思っていましたが7分とは。まあ、森本のゴールがなければ「もっとあるだろ」と思っていたに違いありませんが。

 代表戦の取材でシンガポールへ行っていて天皇杯は録画で見たのですが、調子は良さそうでした。ベスト4は快挙といっていいでしょう。大分戦の前半も勢いがあり、一体感のあるプレーをしていました。後半は押し込まれましたが、前半の出来はチームの進歩を感じました。

■球際・ラインコントロール・仕掛けの早さ

 先発の11人は定着しているリーグ戦仕様です。

千葉 先発フォーメーション

[4-2-3-1]
森本
谷澤 町田 幸野
佐藤健 佐藤勇
中村 山口智 キム 山口慶
高木

(残り 2186文字/全文: 2540文字)

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