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【試合前コメント】関塚監督「目の前の相手に対して自分たちがどういう戦いをできるか」、佐藤勇、山口智、大岩(取材:片村光博)(2,895文字)2014/10/24

関塚 隆監督
目の前の相手に対して自分たちがどういう戦いをできるか

「(3連勝で勢いが出てきた?)ミッドウィークに試合のある3連戦の3戦目はなかなか勝ちにつなげられなかったけれど、前節・大分戦では先制点を取りながらリズムをつかめた。みんなの『行こう』というところが出た試合だった。どうしても引き分けを挟んだりしてしまうところで、勝ち点3を積み上げられるのは大きい。まだ5試合あるので、とにかく一戦必勝で1週間、やれることをやる。1試合1試合を積み上げていく作業になる。(天野、竹内、大塚らが復帰して層が厚くなってきた?)今週、だいぶ戻ってきた。ただ、まだ実戦でというよりも、今日初めてフルコートで10分ちょっとやった感じなので、そこは時間がかかる。どんどん戻ってくるので、そういう面ではチームの中で調子の良い選手を(起用する)、という形になってくればいい。(復帰した選手が終盤戦で力になれば大きい?)ただ休んだだけじゃなくて、外から見て感じたことを出してくれればというふうに思う。トレーニングも人数が多くなってくれば活気も出てくるし、サイクルの面でも一人に負担が掛からなくなる。ここに来て戻ってきてくれるのは、チームとして大きい。(今節の相手・群馬の印象は?)非常にシンプルに、組織で守備をして、そこから前線のタレントを生かしながらボールを動かしてくる。そこがいまはチームとしてスムーズになっている。思い切ってやっているという感じがする。(平繁とダニエル・ロビーニョが強烈だが?)個ということで考えれば素晴らしいタレントで、コンビネーションも良くなってきている。そこで個を引き出させないために攻撃でどうするか。フィニッシュで終わればその二人の個は引き出されない。われわれがどういうふうに戦うかがポイントになる。(うまくいっているリスクマネジメントを継続する?)そこは大事。中盤で前を向いてセカンドボールを拾われると広大なスペースを使われてしまう。それでラインが下がったなら前も下がらないといけない。全部が高い位置でやれるわけじゃないので、全体が攻撃も守備も良い距離感でやることが大事。それは相手も同じだと思う。前向きになって縦に出てきたり、斜めの動きやドリブルがあったりする。(残り5試合に向けて?)目の前の相手に対して自分たちがどういう戦いをできて、内容と結果を求めて戦えるかというところの勝負になってくる。ここまで来たら、自分たちとの戦いになる」

MF 7 佐藤 勇人
みんなで3ポイント取りにいくという雰囲気でできている

「いまは試合に出ている人だけでなく、チームになっている。ここ最近は天皇杯とかもあって、いろいろな選手が試合で結果を残してチームが良い方向に行っている。それがこの3連勝につながっていると思う。誰が出てもチームのことを考えて、チームが勝つためにプレーできるようになっている。そういう意味では次の試合も、みんなで3ポイント取りにいくという雰囲気でできている。

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