2024.04.10

戦術的ピリオダイゼーションに基づいたトレーニングにも全員が慣れてきた【マティアス・ヘグモ監督会見全文レポ】

2024年04月10日 15時31分　
カテゴリ：大原練習レポート • 選手コメント
タグ : photo • マティアス・ヘグモ

4月12日にアウェイ日立台サッカー場で行われる柏戦に向けてマティアス・ヘグモ監督のオンライン会見が行われた。この模様を全文レポートにてお送りします。

（鳥栖戦ではいい試合でファン・サポーターが喜ぶ結果になったと思うんですが、試合後も練習でやっていることが90分間出せるようになったっていう言葉があったんですが、具体的に一番改善されてきたという手応えがある場所はどこでしょうか）

我々の哲学をもとにプレーしているところが毎週、前進できているのかなと思っています。毎週、戦術的プリオダイゼーションに基づいたトレーニングを行ってますけれども、そのトレーニングを全員が慣れてきたところもあると思います。そしてチームで良くなっているところは、チャンスメイクの数と得点だと思います。それは練習でも見られていますし、公式戦でも見られるようになりました。

そして相手の背後のスペース裏に抜ける動きがウイングのところでもインサイドハーフのところでもより多く見られるようになりました。そういったところからチャンスを作ることはできています。守備では選手同士の距離感もよくなってきていますし、強度も上がっていると思います。もちろんまだまだ伸ばせるところはたくさんあると思います。

（マティアスさんが浦和で指導を始めてちょうど3ヶ月ぐらいになったと思います。今まで日本人選手と仕事をしたことはないと思います。今回が初めてだと思いますが、実際一緒に過ごしてみて彼らの特徴であるとか、ヨーロッパで指導していた時と、マティアスさんなりに合わせた部分であるとか、彼らにより伸ばすために工夫した部分があれば教えてください）

（残り 4850文字／全文: 5539文字）

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