浦レポ by 浦和フットボール通信

ホーム初勝利を目指して、ヘグモ監督が考える福岡の印象と勝利のために大事なポイントとは

(Report by 河合貴子)

序盤の4試合を終えて、中断期間で強化したことは

ヘグモ監督新体制で迎えた今シーズン、第4節が終了して1勝2分け1敗でインターナショナルマッチウィークの中断期間に入った。試合をしっかりと分析し課題を練習し、次の試合へと向かうMTM(マッチ・トレーニング・マッチ)メソッドは、選手のスキルアップだけでなく、チームのパフォーマンスを向上させるためには本当に大切なことだ。これが連戦になってしまうとコンディションの回復がメインとなってしまう。浦和にとってチームの完成度を上げるためにも、この中断期間が貴重な時間だ。ヘグモ監督は、MTMメソッドと同時に自分たちのサッカーの原理をやり続けて、攻守においての安定性を求めていた。

ただ、グスタフソン選手や大畑歩夢選手、早川隼平選手が代表のため不在、大久保智明選手とリンセン選手が復活してきたとはいえ、ソルバッケン選手や安部裕葵選手、ショルツ選手は戦線離脱した状況で、さらに高橋利樹選手が出場機会を求めて横浜FCへとレンタル移籍した中で、この中断期間中に浦和はどれだけ共通意識を高めてチームの完成度を上げることができただろうか・・・。

中断前の湘南戦は4‐4の痛み分けであったが、試合開始から20分ぐらいまではヘグモ監督が落とし込んできたものがしっかりとピッチで具現化できていた。その良い流れの時間帯を、試合を通してゲームコントロールしながら増やしていきたい。

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