浦レポ by 浦和フットボール通信

マチェイ・スコルジャ監督が天王山の神戸戦に向けて「素晴らしいサポーターが、本当に素晴らしい雰囲気を作ってくれると信じている 一緒に闘いましょう!一緒に勝利を収めましょう!」と呼びかけ

(Report by 河合貴子)

厳しい状況の中で、神戸戦で悪い流れを断ち切りたい

YBCルヴァンカップ決勝の敗戦のショックを払拭するように、闘う姿勢を前面に出して奮闘したACLアウェイ浦項戦であったが、1-2で逆転負けを喫してしまった。

マチェイ・スコルジャ監督は「特に前半は、非常に良いスタイル、良い戦いを見せることができた。決勝の敗戦の後だったが、選手たちはチームスピリットをみせたし、高いモチベーションで挑んだ。タフな試合であったが、自分たちのスタイルをしっかり出すことができ、カウンターからカンテの良いゴールが生まれた」と手応えを感じていた。

63分にマリウス・ホイブラーテン選手が相手のクロスをクリアーしようとしたところ手に当たったとハンドを取られてPKから失点。さらに、72分に明本考浩選手が1発レッドカードで退場処分となり、浦和は数的不利になり窮地に立たされてしまった。我慢強く耐えながら虎視眈々とゴールを狙っていくものの、90+4分にこぼれ球を決められてしまった。

「この試合の流れを変えたのは、相手の後半の交代だった」と浦項が温存していたセガ選手、キム・ジョンウ選手、シム・サンミン選手を投入してきたことをあげた。

この敗戦により浦和のグループステージ1位通過は消滅してしまった。スコルジャ監督は「勝ち点3を狙って闘った。だから興梠を投入(85分)した。現行のACLのルール(各グループステージ1位、もしくはグループステージ2位の中で勝ち点が上位3チームが決勝トーナメント進出となる)では、この試合で勝ち点1だった場合は十分ではないと判断した。今回、勝ち点を獲ることができなかったので、最大で勝ち点10にしかならない。もしかしたら、グループを突破するのに十分ではないかもしれない」と大きなため息をついた。

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