マチェイ・スコルジャ監督がカップ戦での選手たちの活躍で、京都戦に向けたメンバー選考に嬉しい悲鳴「誰をセンターFWで起用するのかという頭痛の種がある」
(Report by 河合貴子)
セットプレー担当コーチの存在にも触れる
YBCルヴァンカップ・プライムステージ準々決勝、アウェイの第1戦を1ー0、ホームの第2戦を3ー0と完封勝利でG大阪を退け準決勝進出を決めた。苦戦を強いられた第1戦から、しっかりと修正した第2戦は快勝であった。その流れをリーグ戦でも生かしていきたいところだ。
マチェイ・スコルジャ監督は「戦術をしっかりと実行してくれたし、規律を守った。戦術的なところで、今季のベストゲームの1つ。その姿が見られて嬉しかった」と満面の笑みを浮かべた。
痛恨の引き分け(1-1)で終わったリーグ新潟戦から中3日で臨んだ第1戦は、GKを牲川歩見選手に、右ウィングに早川隼平選手、左ウィングにアレックス・シャルク選手、そして1トップに高橋利樹選手を起用するなどスタメンを7人入れ替えて挑んだ。G大阪に主導権を握られ自陣に押し込まれて展開でも、シャルク選手の虎の子の1点を守り逃げ切った。
そして第2戦は、第1戦からスタメンを3選手を入れ替えた。全体的にコンパクトして、良い距離感の守備から攻撃へと転じ、第1戦の課題であったポゼッションの部分でも左右に揺さぶりをかけながら試合を支配することができた。メンバーを入れ替えるのにあたり、スコルジャ監督が一番悩んだのはGKだった。
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