浦レポ by 浦和フットボール通信

マチェイ・スコルジャ監督が横浜FC戦の勝利に向けて挙げた、3つの大切なポイントとは

(Report by 河合貴子)

調子を上げるFW陣にも期待をよせる

暦の上では秋なのに、依然として残暑が続いている。しかし、もっと熱いのはいよいよ佳境を迎えるJリーグだ。浦和は、前節のアウェイG大阪戦でホセ・カンテ選手が退場したものの、数的不利な状態で逆転勝利を収めて3位へと浮上し、首位の神戸との勝ち点を6ポイント差と迫った。残り6試合、何が起こるか分からないだけに混沌としている。

今週の金曜日には、神戸を勝ち点1ポイント差で追撃する横浜FMと神戸の首位攻防戦もあるが、浦和は下位に沈む横浜FC戦に挑む。新潟、京都と下位のチームに痛恨の引き分けを喫しただけに、ここは取りこぼさずにしっかりと勝利し優勝戦線を視野に入れたい。11月12日には、神戸との直接対決も残されている。残り6試合で巻き返しを図り、何としてでもリーグ制覇をしたいところだ。

マチェイ・スコルジャ監督は「今シーズン、たくさんの取りこぼしがあった。それでも、今、このポジション(3位)に着くことができている状況で、今までと同じように1歩ずつ前進していきたい。次の試合、横浜FC戦に向けてできるだけ良い準備する。ホームスタジアムで、サポーターの方々に良いプレーをみせて勝利を収めたい」と気合を入れた。そして「自信を持って戦えていることが、1つの良い特徴になっている」とニヤリと笑った。

リーグ最少失点(21失点)を誇る安定した守備面に対して、攻撃面が課題とされてきた。だが、リーグ終盤にさしかかりセットプレーを含めたゴールへの期待値も上がってきている。チャンスの構築率も高くなってきている証だ。

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