浦レポ by 浦和フットボール通信

マチェイ・スコルジャ監督が天皇杯・山形戦に警戒する所とは?気になる酒井宏樹の状態についても語る

(Report by 河合貴子)

中3日で迎えるアウェイでの天皇杯・山形戦

梅雨の終わりが近づく中で、大雨が続く九州や中国四国地方では特別警報が発令される一方、関東圏では猛暑日となり殺人的な暑さに見舞われた。過酷な天候でも、試合は待ってはくれない。7月8日土曜日に開催されたホームFC東京戦で痛恨のスコアレスドローを喫してから、中3日で挑むのは天皇杯3回戦山形戦だ。山形のホームであるNDソフトスタジアム山形に乗り込んで闘うことになっている。

J2の山形は、9日にホームNDスタジアムで磐田戦(1-3)を闘い2連敗。中2日で天皇杯3回戦に臨むことになった。コンディション的にもなか3日の浦和の方が優位に見えるが、移動もなくホームで闘える山形に分がある。

しかもマチェイ・スコルジャ監督が「特にホームで危険なチームだ」というように、成績不振で解任されたピーター・クラモフスキー監督の後を引き継いだ渡辺監督になってからは、ホームゲームは6勝1分け3敗と好成績を収めている。

さらに天皇杯・浦和戦を視野に入れ、リーグ磐田戦では主力の右ウィングのイセカ・ゼイン選手とボランチの藤田選手をベンチスタートとし、75分には前線で躍動する藤本選手と國分選手を下げた。また、山形の得点源であるチアゴ・アウベス選手が6月24日の東京V戦以降3試合連続ベンチ外となっていることも不気味である。

磐田戦をDAZNで見たスコルジャ監督は「前半は拮抗していた試合でした。0-2の状況でもゴールのチャンスは作っていた。1試合で4点(7月1日 4-1ホーム仙台戦)獲れる藤本という選手もいる。彼には気をつけないといけない」と警戒し、「本日、分析の担当の者から山形の情報をもらった。「昨日の試合(磐田戦)でも、何人かセーブして天皇杯の試合で起用するのではないか」と言われた」と話した。

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