条件戦を満たすことができず敗退 悔やまれる“第1、第4クオーター”【轡田哲朗レッズレビュー/ルヴァンカップ準々決勝第2戦 鹿島戦】
(Report by 轡田哲朗)
3点を取るための人選
浦和レッズは8日にルヴァン杯準々決勝第2戦のアウェーゲーム、鹿島アントラーズとの試合を2-2で引き分け、2戦トータル1分1敗での敗退が決まった。
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)とルヴァン杯の16強以上で体験する、このホーム&アウェー形式の戦いに関しては、第2戦は常に“条件戦”になる。常に第1戦の結果を受けて、突破条件を満たすかどうかの戦いだから、この第2戦を単体で勝った、負けたということにあまり意味はない。
2-3で終わった第1戦を受けて、突破条件は2点差以上の勝利か4-3以上の1点差勝利になった。大槻毅監督が「3点取りに行きましょう、と。2-0でも突破できるんですけど、点を取りに行けば失点することもあるでしょうということで」と話したように、選手たちには攻撃的な姿勢が強調された。メンバーを見ても、今のチームの中で人の入れ替えによって最も攻撃と守備のバランスに影響を与えることができるウイングバックの人選が、関根貴大と汰木康也でスタートしていたことがその証明だと言えた。
鹿島戦で繰り返されてきた構図
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