浦レポ by 浦和フットボール通信

攻撃パターンの変化が生んだ同点ゴール 杉本がいるからこそ生まれるもの【轡田哲朗レッズレビュー/J第16節鹿島戦】


(Report by 轡田哲朗)

復帰してすぐスタメン起用されたエヴェルトン

浦和レッズは7月31日の鹿島アントラーズ戦を1-1で引き分けた。この試合は両者がAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で16強に進出したことで延期日程となったもので、本来は6月に開催される予定だった。そのため、第16節だが20試合目であり、今季の初対戦となるホームゲームだった。

夏休み効果もあり、平日のナイトゲームとはいえ3万7000人を超える観客が集まった。最も、鹿島戦はリーグ戦の中でもビジター自由席、ビジター指定席が完売するようなカードの1つだから、浦和サポーターの集客という意味では「もう少し」の感は否めない。とはいえ、選手たちが試合前に話していたように「特別感があり、ピリッとしたもの」という空気感を味わうことはできた。

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