【FUKUDA’S EYE】2012J1第14節・ガンバ大阪戦 レビュー(2012/6/22)

ビルドアップの形が見えない

率直に、良く勝てたなという試合だった。試合内容だけを考えれば、ガンバに勝ち点を持って行かれても仕方ない内容だったとは思うが、その中でも粘り強く戦い、よく勝利を拾うことができた。あのような勝ち方ができるようになってくれば、上位に踏みとどまれるようになってくる。

前半、浦和のチャンスは原口のゴールが生まれたシーンしかなかったと思う。中盤で相手のボールを奪うことができず、また自分たちも思ったようにボールを動かすこともままならず、チームとしてリズムを生み出せていなかった。特にビルドアップについては、少し気になる部分ではある。ガンバ戦に限ったことではなく、今季ここまで、自分たちの思い描いたような形でビルドアップできている時間はほとんど無いと感じられる。

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