【FUKUDA’S EYE】2012J1第26節・ガンバ大阪戦 レビュー(2012/9/24)

整理されていたガンバの戦い方

0-5という結果にも驚いたが、それよりもガンバがあそこまで守備を徹底できたことに驚かされた。ガンバのディフェンスは全体が凄くコンパクトに保たれていたし、中央の4人、今野、岩下、遠藤、明神と、サイドバックとサイドハーフとの連携がとても上手くいっていた。ゾーンディフェンスというよりは、しっかりと人を見る守り方が徹底され、常にタイトなマーキングをいっていた。

浦和と対戦する相手の戦い方を見ていると、まず前線から浦和の最終ラインに強いプレッシャーを掛けていくことが一つ。そしてもう一つは最終ラインの人数が何人になろうとも、とにかくタイトに人を見る、というやり方がここ何試合かで見られるようになってきた。対策を練られているし、ガンバに関してはそれが驚くほど機能したと言えるだろう。

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