【島崎英純】2012Jリーグ第15節・仙台戦プレビュー(2012/6/22)

仙台の強力なセットプレー

浦和レッズは明日、リーグ戦首位のベガルタ仙台と埼玉スタジアムで対戦する。

首位・仙台と3位・浦和の勝ち点差は5。もし浦和が勝利すれば勝ち点2差に、逆に敗戦すれば勝ち点8差になり、今回の試合は今後の優勝争いの明暗を分ける重要な一戦となる。浦和としては何としてでも仙台を打ち破って明るい展望を見出したい。

しかし仙台は難敵だ。今季の彼らの成績を見ればそれは分かるし、内容面でも彼らの向上は如実に示されている。

昨季までの仙台はバックラインを下げ気味にして防御を固め、一撃必殺のカウンターからゴールを狙う姿勢が色濃かった。しかし今季は異なる。果敢にバックラインを上げて敵陣でプレーを進め、ボールを失ったら積極的にプレスを掛けて再び奪い返す意欲が高くなった。またビルドアップについても安定性があって、容易にボールを逸脱することがない。

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