【FUKUDA’S EYE】2012J1第14節・ガンバ大阪戦 プレビュー(2012/6/15)

監督人事の失敗で強化が進まないガンバ

ガンバは今季、長年指揮を執った西野監督からセホーン監督へ交代したが、その監督人事に問題がなかったとは言えず、思ったように強化が進められていない。結局3月という早い段階でセホーン監督を解任し、松波監督がその後を引き継いでいるが、良い結果を得られているとは到底言えない状況だ。

ただ、第13節の鳥栖戦は、0-2から3失点し逆転負けを喫しているが、今シーズン初めてガンバらしいサッカーを展開していた。チームの中心である遠藤も、チーム全体が陥った不振の影響で彼自身のパフォーマンスも落ちていたが、その遠藤が輝きを取り戻し、彼を中心とした去年までのショートパスを何本も繋いで相手を押し込んでいくような形を、見せることができていた。

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