【FUKUDA’S EYE】2012J1第6節・ヴィッセル神戸戦 レビュー(2012/4/17)

効果的なセットプレーからの得点

神戸との戦いは、前節の鹿島戦と似た印象の試合だった。良い形でのカウンターが何回かあり、決定的な形も作ることができていた。ただ、キーパーも含めてゆっくりとビルドアップしていくようなシーンはあまり良い形を作れていなかったのも事実。プレッシャーを受けると思ったようにボールを動かせていなかったし、切り替わってスピードに乗らないと攻撃の形をなかなか作れなかった。

その部分では苦戦していたところもあるが、その中でいかに先制点を奪って自分たちが優位に試合を進め、相手が前掛かりになってきたときにカウンターを繰り出していくか、ということを考えたときに、去年なかなか得点を奪うことができなかったセットプレーから得点を奪えたことは、チームとして非常に大きい。

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