【FUKUDA’S EYE】2012J1第6節・ヴィッセル神戸戦 プレビュー(2012/4/13)

ヴィッセル神戸の印象

今季の神戸は、野沢、伊野波、橋本、高木といった、多くの有力な日本人選手を補強した。開幕前にACL圏内を目標に掲げ、より上位を目指すというチームとしての方向性を示している。

昨年もチームとして持っていた守備に対する規律正しさ―中盤をコンパクトにして激しくアプローチし、ボールを奪ってからシンプルに攻撃する―をベースに、もう少しボールを繋いで戦っていこうとしているように見える。上位を狙うためには、ポゼッションの時間を長くすることが求められるし、そうした狙いを持って選手の補強を行った。なおかつ、リスタートから昨年は2得点しか挙げられていないことを鑑み、野沢はそのウイークポイントを埋めるための補強でもある。

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