【FUKUDA’S EYE】2012J1第15節・ベガルタ仙台戦　プレビュー(2012/6/22)

2012年06月22日 18時24分　
カテゴリ：プレビュー • 福田正博
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首位を走る仙台の状況

前節仙台は、札幌に4-1と勝利しているが、ナビスコカップを挟んだ前々節の川崎戦には2-3で敗戦している。関口や赤嶺が負傷で離脱していて、浦和戦ではフォワードの柱となっているウィルソンが出場停止となるなど、柳沢が得点を挙げてはいるものの攻撃面で少し迫力を欠くことになるのは間違いない。また、センターバックの上本も浦和戦には間に合わないだろうし、ディフェンスラインへの不安もある。センターフォワードとセンターバックの柱が欠けている状態であり、戦力面を考えれば、浦和としては十分つけ込むだけの隙はあるだろう。

今年の仙台は昨年と戦い方が変わったと言われている。その一つが、高い位置から積極的にプレスを掛け、高いラインを保っているところだ。その中心にいるのが上本大海と角田であり、上本が離脱した仙台がどれだけそれまでと同じようなラインコントロールをできるのか、疑問を感じるところもある。浦和側からすると、サイドを上手く押し込んでいくことができれば、多くのチャンスを生み出すことができると思う。

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