小林慶行監督

（今節・藤枝MYFC戦に向けて）藤枝に関してはGKを含めたビルドアップ、GKもしくは最終ラインの選手たちのフィードが上手という特徴がある。（前節）モンテディオ山形戦[2●3]では自分たちが行き切れなかった。GKを含めたビルドアップに対して自分たちがかかっていくことは難しいが、それでも相手の隙があればしっかりと行こうよというところ。それが自分たちらしさの1つでもあるし、そこは表現できるようにしたい。

（今節の相手）藤枝は攻撃的なチームだと昨季から戦っている中で感じている。自分が刺激されているようなチームの1つ。彼らの特長としてはGKを含めて最終ラインから精度の高いロングフィードがある、一発がある、あとは流動性を生み出すような運動量やアイデアのあるサッカーが特徴だ。しっかり対応していくためには、自分たちがコミュニケーションを取り続けることは絶対条件になる。

（前節）山形戦はもっと前から行けるシーン、奪った後のボールの精度、自分たちがリードしたことを優位に働かせてカウンターから仕留められればというシーンはいくつか作れていた。その部分の精度もそうだし、そもそもボールが下がってしまう本数を考えると、ボールを奪った後で前に運びたい。そういうサッカーを表現していきたいと話している。

開幕から2試合連続ホームで戦えることは大きなチャンスだ。これだけジェフを取り囲む空気感が変わってきている、関心を持ってくれている方が増えている。もしくは来てくださる方が少しずつ増えている中で、そういった方々に「ジェフのサッカーって面白いんだね」と思っていただけるチャンスということ。そこは自分たち現場の人間だけではなくて、クラブとしてすごく大きなチャンスだと捉えている。

（敗戦によって）多少なりともショックは受けた。ただ、また目の前のゲームに対して100パーセントの準備をするところで「次こそは」という思いはさらに強くなっている。ホーム連続だからこそ、より足を運んできてくださる皆さまに笑顔で帰ってほしい。彼らに「やっぱりジェフのサッカーは良いよね」と思っていただきたいとか、そういう部分も含めてクラブとして大きなチャンスだと捉えている。

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