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これぞユン監督の千葉という勝ち方【#明治安田生命J2リーグ】第35節 1〇0 #ツエーゲン金沢|#ジェフユナイテッド千葉

2022明治安田生命J2リーグ第35節 1〇0 ツエーゲン金沢
https://jefunited.co.jp/top/matches/2022/0910/result/

●わりと危なげない1-0

ユン ジョンファン監督の今季いっぱいでの退任が発表されました。9月は来季の編成などを検討する時期でもあり、ここで結論を出して早めにアナウンスしたということでしょうか。3年間率いたユン監督は守備をしっかり植え付けてくれましたね。半面、攻撃の方はいまひとつではありました。

失点が少ないかわりに得点も少ない。守備ベースの戦い方なので勝てば1-0でいいわけですから、得点が少ないこと自体はそんなに問題ではないと思います。ただ、勝ち切るための得点力が足りなかったのは事実です。コロナ禍での3年間でもあり、負傷者も多く、なかなか思うような強化はできなかったと思いますが、まあそれは、ほかのチームも同じですからね。

とはいえ、守備を仕込んでくれた功績は大きかったと思います。なにせ降格以来、守備をおろそかにしてきてきた感もありましたから。ユン監督が作った守備の土台を受け継ぎつつ、得点力を上げていくのが来季の監督に託される仕事になりそうです。

さて金沢戦ですが、これぞユン監督の千葉という勝ち方でした。このタイミングというのが何か皮肉な感じもありますが危なげなかったです。57分に西久保 駿介のパスを見木 友哉がゲットし、これが決勝点となっています。

●敵陣ボール奪取からチャンスを作る

前半からいくつか決定機がありました。その多くが敵陣でボールを奪ってからの攻め込みです。今季のポイントである「攻撃的守備」ですね。

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