浦レポ by 浦和フットボール通信

攻撃の組み立てが上手くいかなかった要因を選手たちも受け止めていた ハーフタイムに西野TDとも少し話ができた【試合取材後記 今日のミックスゾーンから】

試合後に選手たちが取材対応をするミックスゾーンでの選手たちの様子をたかねえがお伝えします。(Report by 河合貴子)

堅守の柏を崩せず、完封負け

金曜日のナイトゲームにもかかわらず、多くの浦和を愛する人々が今シーズン初の連勝を目指して三協フロンテア柏スタジアムに駆けつけたが、その思いに応えることができずに0‐1で敗戦を喫してしまった。

ハーフウェイラインに6人もの浦和の選手たちが並び、攻撃的姿勢で浦和のキックオフで始まった試合であったが、柏の距離間が良く寄せの早いプレスに苦しめられてしまった。最初に決定機を作り出したのは柏であった。3分、ショートカウンターからのこぼれ球を山田選手が素早くシュートを放ってきたが佐藤瑶大選手が身体を張ってブロックしてCKへ。そのCKからも柏が浦和ゴールを脅かすも集中を切らさずに佐藤選手や伊藤敦樹選手が死守した。

なかなか攻撃のリズムが作り出せない浦和は、9分に松尾佑介選手のカウンターから得た右CKからチアゴ・サンタナ選手がボレーシュートを放つもゴールネットを揺らすことができなかった。前半に浦和が放ったシュートは、柏の6本に対してたったの2本だ。

ボールを保持する浦和であったが、なかなか効果的なクサビのパスを入れることができずサミュエル・グスタフソン選手が立ち位置を変えたりしながら攻撃のリズムを作り出そうとするものの苦戦をしいられてしまった。

何とかスコアレスで前半を折り返すことができた浦和は、後半の立ち上がりから攻撃のギアを上げDFの背後を突きゲームの流れを掴みかけた。

すると井原監督は、58分に木下選手と島村選手を投入し攻撃を活性化。ヘグモ監督もすぐに動き前田直輝選手と小泉佳穂選手に替えて大久保智明選手と中島翔哉選手を投入し、4‐2‐3‐1へとシステムチェンジして挑んだ。

一進一退の攻防の中、ゲームが動いたのは72分のことであった。サヴィオ選手からのマイナスのクロスをゴール前でしっかりと合わせた木下選手のシュートが決まり柏に先制されてしまった。

ビハインドを負った浦和は、松尾選手に替えて安居海渡選手を投入し4‐3‐3へと戻し、さらに伊藤選手に替えて興梠慎三選手を投入し、4‐4‐2とするも、ゴールが遠く柏に上手くゲームコントロールをされてしまい0‐1で敗戦と虚しい結果となってしまった。

自責の念に駆られる選手たち、ハーフタイムには西野TDと・・・

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