浦レポ by 浦和フットボール通信

ヘグモ監督も湘南戦に向けての準備に手応え 改善を図ったポイントとは

(Report by 河合貴子)

湘南戦で連勝なるか

開幕から3試合目となったアウェイ札幌戦でようやく白星をあげることができた。次節のアウェイ湘南戦でもしっかりと安定した戦い方で完封勝利し、連勝街道へと躍進したいところだ。だが、浦和の神と称されるアレクサンダー・ショルツ選手が札幌戦で右ハムストリングの肉離れで戦線離脱し、ASローマからレンタルした期待のオラ・ソルバッケン選手は足の負傷により、いまだに浦和デビューには至っていない。

昨シーズンの終わりのクラブワールドカップで左中足骨骨折した大久保智明選手が良い状態で完全合流を果たしたが、沖縄キャンプで左ハムストリング肉離れしたブライアン・リンセン選手と安部裕葵選手も離脱している状態である。開幕戦から全員が揃った状態で試合に挑むことができていたら、もっとスムーズにスタートダッシュすることができていたかもしれないと、欲深いことを思ってしまう。ヘグモ監督としても、少々計算外のところはあったはずだ。

しかし、浦和にはポテンシャルの高い選手たちがいる。「ショルツ選手が戻ってきたとしても僕がいるぞというのを監督に見せつけないといけない」と佐藤瑶大選手は、気合に満ち溢れていた。

そんな佐藤選手のことをヘグモ監督は「マンツーマンの守備も得意ですし、広いスペースをカバーすることもできる。また、攻撃も得意としている。いいゲームの読みができる。セットプレイのとかでコーナーキックなどで点を取れる選手だ。そこでも特別な才能がある」と絶賛し「湘南戦で彼が出るとなれば、札幌戦で見せたようなプレーをもう一度見せてもらえればと思っている。しっかりとピッチ上で自分の権威を見せるようなプレーと、勇敢なプレー、そういったところを期待している」と話していた。

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