浦レポ by 浦和フットボール通信

確実に難易度の高いゲーム、最終盤の流れを作る試合に【轡田哲朗レッズプレビュー/福岡戦】

(Report by 轡田哲朗)

様々な要素が「節目」を感じさせるタイミング

浦和レッズは11月25日にリーグ戦の33試合目、ホーム最終戦でアビスパ福岡と戦う。マチェイ・スコルジャ監督の退任が発表されてから最初のゲームであり、シーズンの大きなモチベーションだった優勝の可能性が消滅してから最初のゲームでもある。マチェイさんの退任に関してはある1試合のプレビューで掘り下げるようなことでもないので多くは取り上げないが、代表活動により2週間の時間があったことも含めて「節目」という印象を与えるタイミングなのは事実だろう。

浦和は10月20日の柏レイソル戦を最後に1カ月ほど勝利していない。シーズンの行方を決めかねないビッグマッチに連続して良い結果で終われなかったので、客観的に見て今の浦和を好調なチームと言うことはできないし、メンタル的なダメージを受けたのも自然なこと。そこから立て直しを図って、リーグ戦は3位で終わることをモチベーションに定めている。

このゲームは岩尾憲が累積警告による出場停止となり、伊藤敦樹も公開された21日火曜日の時点では全体練習に入っていなかった。また、当日は荻原拓也も別メニュー調整になっていて、エカニット・パンヤと大畑歩夢は代表活動により試合数日前の合流になった。それらのことは多少なりともメンバー選考に影響してくるだろう。

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