浦レポ by 浦和フットボール通信

見守る、見送る、見届けるの最終節 「ゆく河の流れは絶えずして…」【轡田哲朗レッズプレビュー/福岡戦】

(Report by 轡田哲朗)

最終戦の目標は「良かった過去を再現したい」という意味合い

浦和レッズは5日に今季のリーグ最終節であり、公式戦の最終戦でもあるアビスパ福岡戦を迎える。すでにリカルド・ロドリゲス監督の今季限りでの退任が発表されていて、何か順位が懸かった試合でもない。リカさんは「アビスパのスタイルも考慮しながらだが、ACLの時の姿を取り戻すのを今週の最も大きな目標にした」と、8月末にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメントを準決勝まで突破して、「私が就任してから一番良い時期」と話してきた時の姿を見せたいと話した。

8位でキックオフを迎え、順位変動の可能性は7位から11位までの幅がある。多少の見た目の差はあるし、順位表の2枚目、あるいはボトムハーフと言われる10位以下で終わることに抵抗がある人も多いだろうが、それをモチベーションに戦えるかと言えば「ノー」であると思うので、シンプルに最後は良いゲームを見せて締めくくろうということにコミットできればいいのだろう。

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