浦レポ by 浦和フットボール通信

やる側も見る側も我慢がキーワードか 適切な仕掛けのタイミングを見つけたい【轡田哲朗レッズプレビュー/福岡戦】

(Report by 轡田哲朗)

メンバーの制約はあまりない、小泉の位置をどうするか

浦和レッズは27日にリーグ第20節、2回り目の初戦となるアビスパ福岡戦を戦う。前半戦の戦いはボールを圧倒的に保持しながらもなかなか敵陣を崩せず、ミスやカウンターから0-2の敗戦を喫する痛い経験だった。

当時との違いは何といってもキャスパー・ユンカーの存在で、当時よりもはるかにゴール前のクオリティーは高まっている。とはいえ、人数の多い場所をどのように切り崩していくか、あるいは強引に割っていくかということが求められ、さらに言えばそこから不用意なカウンターを受ける回数を減らすことも求められるゲームになりそうだ。

リカルド・ロドリゲス監督による25日の定例会見で、こうした前回の福岡戦からの流れを聞いてみると「その後、チームは成長したと思う。湘南戦は敗れたが、その前の敗戦が福岡戦で、その間は負けていなかった。チームがよりしっかりとしたプレーができるようになり、ユンカー選手が加入したことによって、少し足りなかったフィニッシュも増えてきた。前回の福岡戦は、スペースはあるものの、そこをうまく理解しながらボールを運ぶ場面があまりなかったかもしれない。自分たちにとってベストゲームではなかった。ただ、そこからチームは立ち上がって戦ってきた」という話だった。

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