マリノス戦で見せた小泉佳穂の裏抜け 嫌な位置に走り込むこと【選手ミニコラム】
(Report by 轡田哲朗)
浦和レッズは10月17日に公開トレーニングを実施した。15日の横浜F・マリノスとのルヴァン杯準決勝第2戦を終えて1日のオフを挟み、今度は20日のリーグ柏レイソル戦、24日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)浦項スティーラーズ(韓国)戦、28日のリーグ鹿島アントラーズ戦と厳しい日程が続いていく。
そのマリノス戦で、直接的なゴールまたはアシストではないにしても重要なゴールや大きなチャンスにつながるプレーをしていたのが小泉佳穂だった。試合のレビューでも触れたのだけど、1日空いて少し落ち着いたところでプレーについて話を聞かせてもらった。
前半25分に早川隼平に際どいクロスを小泉が上げた場面は、マリウス・ホイブラーテンから荻原拓也にパスが入った時に、横のサポートに入るのではなくて斜めに背後のスペースへ走り込んでいった。
「監督の求めるところはあのランニングで、トップ下でもかなり求められるけど、適性によって頻度を監督は変えるところはあって。僕も求められるけど、基本的には足下で受けたいタイプなので、それを許容してくれるところもある。ただ、チームのバランスというか、監督の理想としている全体像には適応しなければいけないので、裏へのランニングが意識的に増えているのはあるかなと。
(残り 1346文字/全文: 1895文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ