浦レポ by 浦和フットボール通信

マチェイ・スコルジャ監督「シーズン終盤に勝ち点2を失った状況で、自分でもどんな感情になるかわからない。私たちにとって非常に痛い状況 宏樹の交代は彼からのリクエスト」【京都戦 監督コメント】

マチェイ・スコルジャ監督

こんばんは。前半は予想通り京都のアグレッシブなハイプレスがあった。相手のプレスも良く、いつものビルドアップができなかった。スペースを与えてくれなかった。最初の30分は苦しんだ。相手が強いプレスをかけるなら長いボールで背後を狙うプランだった。前半のうちにそういう形で2つ決定機を作ることができた。特に関根の場面はいいチャンスだった。

後半に入ればスペースが空いてくると分かっていた。スペースを見つけてプレーしていく形にした。いい形でコントロールできていたし、チャンスも作れた。ただ、ファイナルサードでの決定率は高くなかった。最後のところでストライカー登録の選手が4人ピッチに立ったが、それでもゴールは奪えなかった。ただ1つコメントしておきたいのは、75分のペナルティーエリア内の出来事。あのプレーがPKでなければ、どんなプレーがPKか分からない。ピッチにレフェリーが4人、VARが2人の合計6人がいて、あそこでジャッジできない状況は理解しがたい。ただ、だからこの試合で勝ち点2を失ったとは言わない。ペナルティーエリア内の決定機でより冷静になることが必要だろう。このシーズン終盤に勝ち点2を失った状況で、自分でもどんな感情になるかわからない。私たちにとって非常に痛い状況だ。

ただ、ターゲットは他にもあり、たくさんの試合がまだ残っている。後悔している時間はないので、すぐ中国に向けての準備をして武漢戦に向かいたい。全体的に、特に後半戦はいい仕事ができたと思う。次の試合に向けてもポジティブに捉えたい。

(上位対決の成績は悪くないが、上位対決で勝っていない神戸には順位で劣る。チームに足りないもの)

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