大久保智明が6万人の埼スタの力に期待「先制点が獲れれば、あとは埼スタが勝たせてくれる」
(Report by 河合貴子)
自らのプレーでスタジアムの雰囲気を変える
「突っ込み隊長じゃないけど、ガンガン行きたい!」と大久保智明選手は、ACL決勝・第2戦となるアル・ヒラル戦に向けて闘志をむき出しにした。ACL決勝の舞台でアジアの宿敵であるアル・ヒラルと対戦するのは、今回で3回目だ。2017年には、アル・ヒラルをアウェイで1-1と引き分け、ホームで1-0と完封勝利を飾り2度目のアジアの制覇を成し遂げた。だが、2019年はアウェイで0-1と敗戦を喫し、ホームでも0-2と完敗し力の差を見せつけられてしまった。
当時の悔しさは、ピッチで闘った選手たちはもちろん、浦和を愛する人々の心に深く刻まれている。『突っ込み隊長』と名乗りをあげた大久保選手は、2019年に埼玉スタジアムへ足を運んだ一人であった。「この中でプレーできるのは、本当に幸せなことだ」と思って試合を見ていたそうだ。
だが、今回はそのピッチに立って闘う。「自分がピッチに立つと考えるとワクワクする。アウェイでは5万人入って、ただ浦和のサポーターの5万人とは訳が違う。アル・ヒラルは、お祭りに来た感覚のサポーターが多い感じ、次のホーム埼スタは6万人全員が闘ってくれる」と声を弾ませた。
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