【FUKUDA’S EYE】2012ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第5節・サガン鳥栖戦 レビュー(2012/6/8)
ベーシックなところで差が出た試合
この試合は、両チームにとってナビスコカップを勝ち上がっていく上で、非常に重要な試合だった。その中で、代表の活動があるために代表に選出された選手が抜けることになったが、両チームともにそれほど大きなダメージはなかった。ベストメンバーに近い陣容で臨むことができたと言えるだろう。ただ、浦和は槙野が不在となったため、戦力的には浦和のほうがダウンしていたと思う。
ホームで相当な強さを誇る鳥栖は、立ち上がりから良いペースで自分たちのやろうとしていることを続けていた。陣形をコンパクトに保ち、前線からしっかりとディフェンスを行い、玉際で激しくボールを奪いに行くサッカーをして、アグレッシブにやれていた。逆に浦和は、その鳥栖の勢いに対して受けてしまったように感じる。
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