【島崎英純】2011年シーズン・浦和レッズ総括・第1回(2012/1/4)

明けましておめでとうございます。

皆様、明けましておめでとうございます。

いつも『浦研』、および『浦研+』をご購読下さり、誠にありがとうございます。今年も全力で執筆に取り組んで参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

今メルマガで取り上げている浦和レッズについては昨年、大変厳しい状況に置かれました。クラブ指針が揺らぎ、成績が低迷したことで観客動員数が減少し、今もまだ歯止めが利かない状態です。現場に関して言えば、新たにミハイロ・ペトロヴィッチを新監督に迎えて体制を整えている状況ですが、行末はいまだ不透明で、サポーターの方とすれば不安に駆られる新シーズンの幕開けとなっていることでしょう。『浦研』、『浦研+』といたしましては、今後も引き続き浦和レッズに関して仔細な取材を行い、忌憚のない意見と提言を打ち出し、このクラブを取り巻くコミュニティの一員として出来る限りのサポートをしていきたいと思っております。例え苦言や批判であっても、それがクラブの未来へ繋がるのならば躊躇することはできません。その点を汲んでいただき、これからもご購読して頂けると幸いです。

フィンケからペトロに代わった2011シーズン

さて、2012年の初回は浦和レッズの2011年シーズン総括から行っていく。この総括については3回程度に分けて執筆していく予定で、今回はその第1回となる。

2011年シーズンの浦和は前年まで指揮を執ったフォルカー・フィンケとの契約を更新せず、新たにゼリコ・ペトロヴィッチを新監督に招聘するアクションから始まった。ちなみに浦和がペトロヴィッチとの契約を正式発表したのは年明け前の2010年12月7日。Jリーグ最終節でヴィッセル神戸に0-4で惨敗した3日後のことである。

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