【島崎英純】日々雑感「浦和レッズ・回想」-2003ヤマザキナビスコカップ決勝・その1(2011/3/26)

浦和レッズは東北関東大震災の影響で8日のオフ期間を設けたが、現在は3月24日に再始動して4月24日に予定されているJリーグ再開初戦の第7節・名古屋グランパス戦(埼玉スタジアム。リーグ全体の再開日は4月23日)に向けてトレーニングを開始している。また、練習再開日には間に合わなかったが、ゼリコ・ペトロヴィッチ監督とアドリエ・ボヘルスコーチも帰国先のオランダから25日に再来日を果たした。

チームはこのトレーニング期間中にチーム力の熟成を目指す。今季は天災による不測の事態に直面したことで、今後のチームコーディネイトやマネジメントの面においてもクラブの力量が問われる。

そんな中、とりあえず浦和は地元埼玉で調整を重ねる選択をしたようだ。柱谷幸一GM(ゼネラル・マネジャー)は通常練習と並行して練習試合のマッチメイクを早急に行うとし、その際には「なるべく公開に」して、その場で震災の支援を目的とした募金活動なども行う意向を示した。

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