仙蹴塵記

【次戦への準備から】明治安田生命J1リーグ第7節・神戸戦。ゴール前でどれほどの強さを見せてくれるのか

「月が変われば、ツキも変わる」とは、手倉森誠監督がよく口にする言葉である。もともと月単位での目標設定をすることが多い指揮官は、ことに4月3日の明治安田生命J1リーグ第7節・神戸戦に始まるこの月に向けては、流れを変えようと精進しているところだ。

ベガルタ仙台にとってツキが変わってほしい月である。いや、自らの手で変えなければならない月といえる。3月は公式戦で全敗に終わってしまったからだ。3月のリーグ戦4試合とJリーグYBCルヴァンカップ2試合では登録選手のうち実に25人がベンチ入りし、24人が公式戦のピッチに立った。しかし彼らのうちチームの勝利に貢献できた者は、1人もいなかった。その結果について監督はシビアに受け止めつつ、「全員が『勝っていない』という悔しさをしっかり育んでおり、『ここから挽回してみせるんだ』という気持ちになっています。『もう勝てないんじゃないか』というネガティブな気持ちではなく、『出たからには勝たせるんだ』という気持ちでチームが活動できているのは、この状況ではいいこと」とチームのギラギラした雰囲気を評価する。

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