●ちょっと大人な勝利

前半ロスタイムの49分にFKから日高大が決めて先制。79分に岡庭愁人が左足の強烈な一撃で2-0とリードを広げました。80分、野寄和哉に1点返されますが、そのまま1点リードを守り切って2連勝しております。

スタッツも内容も互角でしたね。フィニッシュの差と終盤の時間稼ぎが奏功した感じ。以前、小林慶行監督が言っていた「まだまだ尖っていかなければいけない」という部分では、尖り切れない試合でしたが、これも監督の言葉を借りると「少し大人」な試合運びで勝ち切れた印象でした。

本来は「自分たちのサッカー」をもっと表現したかったはずです。小林監督も安易に「大人」になるつもりはないようですからね。ただ、結果的に勝利への執念を見せて泥臭く勝ったのは悪いことではないと思います。

●日高のFKで先制

雨でややスリッピーはコンディション。立ち上がりは山口がペースを握りました。ドリブルでもパスでも、迷いなく縦へ仕掛けてくる圧力に後退を強いられました。

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