明暗を分けた個のクオリティー【#明治安田生命J2リーグ】第5節 1●3 #清水エスパルス|#ジェフユナイテッド千葉
●素晴らしいけど勝てなかった
これは本当に残念な結果です。内容は残念ではありません。千葉の「自分たちのサッカー」は表現できていました。にもかかわらず、結果は1-3だった。現時点での最善を尽くして結果がこれというのが痛いところです。
徐々にペースを握った千葉でしたが、決定機は作れないまま前半も終わりかと思った45分、清水のカルリーニョス ジュニオが先制。それまで千葉の圧力に押し込まれていた清水が、突然きれいにパスをつないで乾貴士がシュート。GK鈴木椋大が防ぎましたが、Cジュニオが抜け目なく詰めていました。
しかしその1分後、小森飛絢がリーグ戦4試合連続となるゴール。小さなキックフェイントでDFを止めて放った左足のシュートはDFに当たってファーポストへ入ります。
後半も攻める千葉。しかし前半のリピートのようにワンチャンスを活かして乾が右45度から強烈な一撃を叩き込みます。さすがのクオリティーでした。
さらに90分にサイドで時間稼ぎかと思われた清水が大きなサイドチェンジを送り、北爪健吾が落として松崎快がゴール。千葉の望みを打ち砕く3点目でした。
ホーム・フクアリで展開された千葉のサッカーは見応えがあった。エネルギッシュなプレッシングで奪い、軽妙なパスワークと迫力のあるランニングでゴールに迫っていく。
一方で、前節の4失点に続く3失点はいかにも多い。何度も守備を破られているなら諦めもつきますが、数回しかなかったピンチを決められてしまった。
このサッカーは素晴らしい。けれども効率が著しく悪くないか?そういう疑問が浮かんでくる結果です。
●明暗を分けた個のクオリティー
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