●ローブロック崩し大会

5バックで引いたローブロックをどう崩すか。いまだ答えがないのがサッカー界の現状だと思います。26分に水戸の安藤 瑞季が2枚目のイエローカードで退場、残り65分間は10人相手となった千葉でしたが、後半から「5-4-1」のローブロックに徹した水戸にドローに持ち込まれました。

5枚で引かれた段階で裏はなくなります。スライドも容易なので外も簡単には開きません。いわゆる「ポケット」を取る、サイドからのハイクロス、ミドルシュート、セットプレー……ひととおりはやったと思いますが、水戸の守備が固かったということでしょう。

今回は相手に退場者が出たため、こうなったわけですが、今後も相手に「バスを置かれる」ということはあるでしょうね。ちなみにJ1でもローブロック攻略の確たる回答は出ていなくて、現在首位のヴィッセル神戸もセカンドボールを回収してからの攻撃という、次善策が最善手になっている状況です。

●序盤優勢もゴラッソで先制許す

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