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1つのミスも許されない試合【#明治安田生命J2リーグ】第3節 0△0 #モンテディオ山形|#ジェフユナイテッド千葉 #jefunited #ジェフ千葉

2022明治安田生命J2リーグ第3節 0△0 モンテディオ山形
https://jefunited.co.jp/top/matches/2022/0306/result/

●1つのミスも許されない試合

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の陽性者が出て、濃厚接触者も当然あり、まともに全体練習もできない中での試合となりましたが、なんとかしのぎましたね。

田口 泰士、小林 裕介、熊谷 アンドリュー、髙橋 壱晟のいないボランチはチャン ミンギュがDFから上がり、見木 友哉、小島 秀仁との3ボランチを組みます。櫻川 ソロモンはこの3人の前のスペースをカバーしていました。「5-3-1-1」になりますね。

山形に押し込まれたこともありますが、ビルドアップは諦めていたと思います。チャン ミンギュは足下も悪くないとはいえ、センターバック(CB)と違って自分の背中に相手がいるという状況は慣れていません。中盤はとばしてサイドかトップに長いパスを蹴って押し上げ、セットプレーで得点を狙う流れになりました。ボール奪取地点が自陣ゴールから30メートル以内なので、効果的なカウンターは難しく、取れても1点という感じ。

つまり、この試合で勝ち点を取るには0-0、1-1、1-0のいずれかということ。基本的にはゼロ・プランです。失点をしてはいけない。しかも押し込まれている時間帯が長い中での無失点ですから、1つのミスも許されない。けっこう厳しいミッションです。

残念ながら得点でませんでしたが、無失点は見事。価値のあるドローだったと思います。

●イエロー・ジャンパー

(残り 1469文字/全文: 2127文字)

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