堅守速攻が成功、次のフェーズは?…モウリーニョ率いるFCポルト【戦術分析】気の早すぎる将来を妄想するシリーズその1 #ジェフユナイテッド千葉 #JEFUNITED #ジェフ千葉
●アトレティコ以外に何があるのか?
Jリーグが止まり、チームの活動も止まり、現状話題がないので、過去を振り返るか未来を想像するかになります。今回は未来を想像してみます。というか、妄想です(笑)。
今季はユンジョンファン新監督の下、堅守型のスタイルで開幕戦勝利。そこでリーグが止まっているわけですが、仮にこのスタイルが成功して昇格したとしましょう。いや、昇格しなくても、いずれ次のフェーズがやって来ます。
守備力は大切ですが、サッカーは点を取って勝つスポーツなので、守っているだけだとなかなか上へ行けません。守備型のチームにとって「じゃあ、どうやって攻めるの?」は常に課題です。
現状はアトレティコ・マドリー型の堅守速攻スタイルを目指している感じです。アトレティコに関してはすでに書いたので、それ以外に何があるのかというのが今回のテーマになります。
●堅守“遅攻”
がっちり守ってカウンターを仕掛ける。カウンターに威力があれば、これでけっこうイケます。昇格できたらアタッカーに大型補強が欲しいところですが、ジェフ千葉の場合はそこに期待を持てるんじゃないかという話は前回の通りです。
では、そんなにスーパーなアタッカーを補強できなかった時にどうするのか。FWで「違い」を出せないと、このスタイルには発展性がありません。なので、少し違う道を探る必要が出てきます。
モデルとして想起するのは2003-04シーズンのCLで優勝したFCポルトです。ジョゼ モウリーニョ監督の名が世界に広まった、あのポルト。
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