木山隆之監督
前期最後のデーゲーム。6月にこんなに涼しい試合をしたのは人生で初めてかもしれない。風が強かったですが、いいコンディションの中でゲームができた。たくさんのファンの人に後押ししていただいて、選手たち、本当に躍動したと思います。

得点はセットプレーからでしたが、狙っていたこと。あとミーティングで選手たちに、まだまだ我々は自分のマックスを出せてないと。天皇杯であれだけメンバーを替えても、あれだけのゲームができる。だからもっと我々はできるはずだ、ということを選手たちに話をしてピッチに送り出したのですが。本当に戦う意志、勝つために出し尽くしていくスタンス……。前半は本当に良かったかなと思います。

リードしてから少し、引いて守る感じも見受けられました。それも含めて試合だと思うので、もう少し前に出たかったという意思はありますが、勝つことが大前提なので、それも良かったかなと思います。大事な試合が続いていきますが、しっかり足下を見つめながら、勝てる準備をしていきたいと思います。

FW 11 阪野豊史
得点できたから良かったですが、展開的には厳しかった。ただ、勝つことはすごい大事だし、セットプレーでしっかり守って点が取れると、グッと勝利は近づくと思う。セットプレーもサッカーの1つなので。ゲームをしっかりやることも大事だし、攻守ともに、しっかり集中できてたと思う。引き続きやって、また勝てたらいいと思います。

（2得点とも三鬼海のプレースキックからのヘディングだったが？）（1点目のCKは）スカウティングで、あそこが空くという共通意識を持っていた。そこに彼がいいボールを蹴ってくれたので、ああいうゴールになった。あとは、なるべき枠に飛ぶように心掛けて打ちました。（2点目のFKは）うまく風に乗ってくれた。勢いを殺さずに打てたので良かった。

MF 14 本田拓也
持たれてる時間も長いし、もう少し自分たちの時間も作りたかったですが、カウンターは良かったと思います。精度が上がったということもあるし、千葉の後ろが弱かったこともあります。

（得点は2つともセットプレー。そこまでの過程ではカウンターが良かった？）そうですね。それで相手が引っ掛けるしかなくてというシーンもあったし、セットプレーで取れる楽なのでいいですね。毎回セットプレーで点が取りたいです。

（順位も上がるが？）上も詰まってるし、いま自分たちのところも詰まってる。1試合勝つか負けるかで、だいぶ順位も変わってくる。負けてないことは良いことだと思います。このまま続けていければいい。

次のヴァンフォーレ甲府戦はアウェイで難しい試合になると思いますけど、粘り強くやればチャンスもあると思うし、本当に後ろがよく頑張って粘ってくれてるし、前も最近応えてくれてるので、チームとしてはいい循環になってると思います。