関塚 隆監督
まあ、あの二人のコンビなんですよね（笑）
「（首位は）良いスタートを切るべく積み重ねている結果。対戦相手がそれぞれ違うので、そこで首位どうのこうのと言っても（笑）。目先の一戦一戦の相手に対して、自分たちのやってきたことを出しながらいかに結果を求めていけるかということ。その結果が一つひとつ積み重なっている状況だと思う。（4試合で1失点という結果も）みんなが意識を持ってやってくれている証拠。（セレッソの印象は）J1レベルの選手のチーム。一人ひとりがそのレベルで、攻撃陣にはタレントがそろっている。（アウトゥオリ監督は）岡山との試合を見ると、やはり戦略家だなと。岡山に対してどういう守備をし、攻撃でだれを残すかなど、戦術的なところが顕著に表れていた。それを我々に対してどうやってくるのかがポイント。あとは両SBが非常に高い位置に来る。攻撃が非常に幅広く、また厚みもある。（セレッソにはロンドン五輪で指導した扇原選手と山口蛍選手がいるが？）この間の代表戦（チュニジア戦）でも（ロンドン代表）6人が先発していたが、彼らの年代も代表に出てきているのは喜ばしいこと。山口蛍はボール奪取力と運動量が特長。彼に引っ掛けられると苦しくなる。扇原は守備的なところからの、長短交えた左足のキック。ああいうレフティーのボランチは日本で数少ない。まあ、あの二人のコンビなんですよね（笑）。一人だけじゃなくて、あの二人が」

MF 8 谷澤 達也
アーリアは本当にイヤな選手
「（セレッソは）本当に力のあるチーム。ホームだし勝っておきたいけど、焦らないで最悪引き分けもありくらいの感じで、我慢しながら戦いたいと思います。個のイメージが強い。アーリア（長谷川）が出てきたらやっかいかな。周りを生かすのが上手い選手なので、彼に周りの個を生かされたら苦しい展開になる。仕事をするので、本当にイヤな選手。出るかどうか分からないけど、サブでいてほしいと思います（笑）」

DF 13 金井 貢史
良い腕試しになる
「セレッソは個人の能力が高い。（山口）蛍が出てきたらセカンドを拾ってくると思うので注意。上手くブロックを作ってプレスがハマれば勝てない相手ではないと思う。切り替えはどのゲームでも負けちゃいけない。守から攻の切り替えはある程度できているので、攻から守への切り替えをもっと速くしていきたい。試合ごとに速くなっている。そこの良い腕試しになる。こちらのストロングポイントで、いかに相手を封じ込められるか」

DF 2 大岩 一貴
外国人のほうが燃える
「（セレッソの印象は？）ちょっと異質というか、華のあるチーム。異質というのは、J2っぽくないところ。メンバーもそうだし、サッカーもちょっとJ2とは違うと思う。だからこそ楽しみです。（強力な外国人FWがいるが？）それも楽しみ。外国人のほうが燃えるんで、そこでバチバチやりたい」

※取材日は3月30日