2021明治安田生命J2リーグ第5節 vs.FC琉球
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尹晶煥 監督

（琉球戦に向けて）前節（松本山雅FC戦[1〇0]）で勝利を収めて、チームの雰囲気も良くなってきた。引き続き、守備からスタートしなければいけない。相手は4連勝中と勢いがあるが、ホームなのでまず失点をしないようにしていきながら、攻撃も考えている。必ずホームで勝利を収めたいし、選手たちもそう考えて準備している。頑張って戦いたい。

琉球は昨季と少し違って守備が強くなった。しっかりと守り、昨季から精度が高くなった攻撃をしてくる。チャンス時にしっかりと決め、しっかりと守る。攻守全てで強くなっている。千葉は相手が嫌がるような守備をしながら、攻撃では相手の深い位置にボールを持っていく点が重要になる。昨季の戦績は昨季までのものだが、また勝てるように必死で戦いたい。

どこのチームもサイドに弱い部分がある。サイドを起点に、相手の裏側を取りたい。ただ、その後の崩しが現在の課題。琉球もゴール前に人が多くなることが多いので、やはりサイドを揺さぶれるかが勝負になるし、有効なサイドチェンジが必要になる。今週はその練習をやってきた。その点を試合に出せたら良い。

（若手がチームにフィットしていると思うが？）ベテランのコンディションが整わない時には、若手を育てていくのもチーム作りの一手。若手を使うことはチームの将来的には良いことだと思うが、ベテランの力も絶対に必要。競争になるのが一番だ。

（GK新井 章太の回復具合について）練習には合流している。しかし1カ月以上離脱していたので、ゲーム感覚もそれくらいはないということ。うまく練習試合などを使っていけば、チームに入れるようになる。ケガが治ってからすぐに出場できるわけではない。なんとも言えないが、ケガの再発を防止しながら調整していき、どこかのタイミングで起用できるようになればいい。