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【試合前コメント】関塚監督「とにかくコンディション的に元気な選手で行く」、ケンペス、井出、ナム、岡本、山中、大岩(取材:片村光博)(4,007文字)2014/11/25

関塚 隆監督
とにかくコンディション的に元気な選手で行く

「(天皇杯準決勝・山形戦は)J2が勝ち上がると思っていなかっただろうから水曜日の試合で、タイトだよね(笑)。でも、(相手がJ2で)同じ条件の相手だったので、まだいいけれど。元気な選手を選んでいきたいとはいっても、そんなにトレーニングできるわけではない。そこは明日(25日)の状況を見ながら編成していく形になる。(J1昇格プレーオフ準決勝が免除になったのは大きい?)大きいが、プレーオフ決勝につながる試合というのを頭に入れてやっていかないといけない。いまはとにかくコンディション的に元気な選手で行く。(対戦相手となる山形の戦いをどう見ている?)非常に統率が取れていて、やることがハッキリしているし、結果も出してきているという印象を持っている。プレーオフで当たる可能性もあるし、今回の試合は大事になる。(山形・石崎監督のことはよく知っていると思うが?)それはもうね(笑)。何度も食事をご一緒した。山形も、らしいチームになっている。アグレッシブで攻守にわたってスピーディーで、球際の強さが表れたサッカーをする。(山形戦でポイントになるのは?)細かい中でプレーの判断と正確さを要求される。そこで足とボールをしっかり動かして、チームとして連動した形を作る。個々でとなるとそこはつぶされてしまう。連係、コンビネーションと、スモールフィールドでの正確でシンプルなプレーがベースになってくる。(24日は多くのサポーターが練習場に訪れたが?)リーグ最終節の讃岐戦にも600人以上のサポーターが来てくれたし、今日もこれだけのサポーターが見守ってくれた。本当にモチベーションが上がる。(サポーターが多いと選手の集中力も上がる?)それがプロとして、サッカーで生計を立てていくために大事なこと。非公開、非公開じゃなくて、こういうところでやっていくことは一番大事なポイント。ただそのあたりは情報戦の部分で勘弁してほしいところもあるけれども(笑)」

FW 9 ケンペス
最初から出たいという気持ちを常に出す

「(途中出場が続いているが、どういうメンタルで準備している?)自分だけじゃなくて、どの選手も『スタートからピッチに立ちたい』という気持ちはあるけど、自分が与えられた時間や状況で自分のパフォーマンスを出して、チームを助ける。それで点を取れたらチームみんなの力。最初から出たいという気持ちを常に出して、頑張っていかないといけない。(天皇杯準決勝・山形戦が行われるヤンマースタジアム長居はC大阪時代のホームスタジアムだが?)古巣だった長居には数多くの良い思い出がある。記憶に残っているのは2012年の大阪ダービーで決勝ゴールを奪ったこと。古巣のスタジアムに戻って、チームも良い状態だし、モチベーションもすごく高い。そこを継続して山形戦も良いプレーができるように頑張りたい。(天皇杯へのモチベーションは?)山形戦でどの選手がピッチに立つかはまだ分からないが、どの選手も高いモチベーションを持って臨むと思う。天皇杯は本当に名誉のある大会だし、ACLにもつながっている。決戦のような試合になると思うし、自分もチームメートも高いモチベーションを持っていける」

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