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【レビュー】J2第27節熊本0-0千葉@うまスタ「間延びした試合が続く。コンパクトさが必要」(文:西部謙司)2014/08/18

■間延びしてスコアレス

 またまた無得点。チャンスがないわけでもないので深刻な状態ではないですが、逆に不思議なのは失点していないことです。

 何だかものすごく間延びしているんですよ。暑いので仕方ないのかもしれませんが、終盤は戦列がかなり長い。それでカウンターの打ち合いになります。ここ数試合はそんな展開になっている気がします。普通なら、打ち合いですから得点も失点も増えるはずなのですが、なぜかどちらもないのが不思議です。

 新加入の幸野志有人は76分から出場、ロスタイムを入れて20分間ほどプレーしましたが、なかなか良さそうでしたね。あと、関塚隆監督はやっぱり試合中にフォーメーションを変えていました。「立ち位置を変える」は密かに流行語になるかも。

■1トップの選択

 井出遥也がひざのけがで欠場。トレーニングには復帰していたのですが、やはりまだ難しいようです。関塚監督は[4-4-2]ではなく[4-2-3-1]を選択しました。先発メンバーは次のとおり。

千葉 先発フォーメーション

[4-2-3-1]
ケンペス
山中 大塚 谷澤
佐藤健 兵働
中村 山口智 キム 大岩
岡本

(残り 1327文字/全文: 1792文字)

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